カテゴリ:学校の選び方( 6 )

インターに行くべきか行かざるべきか

インターに行った方がいいのか、行かないほうがいいのか?
よく聞かれる質問です。
年齢、滞在年数、性格など、いろいろなことがからみあってくるので、
答えは簡単ではないのですが。

この夏、娘は幼なじみの男子と久しぶりに会う機会がありました。
グレード4、5の頃ご近所さんだった男子で、
親同士も仲良かったので家族ぐるみでのおつきあいでした。
当時その子は日本人学校に通っていて、小6で日本に帰ったのですが、
4年ぶりの再会で、とても楽しい時間を過ごしたようで。

その彼が、
今だったらインターを選んでいたな、俺、
と言っていたそうで。
当時はそれほど深く考えたこともなかったようですが、
今の彼はそう思っているようで、
娘も彼の一言が印象的だったと言っていました。

ではどんな場合、インターに行ったほうがいいのでしょうか。

まず一番に考えるのは滞在するであろう年月でしょうか。
3年以上いることが予想される場合、インターを考えてみるのもいいと思います。
1年2年では英語に慣れるところで終わってしまうのではないでしょうか、
英語の力が伸びていくのは3年目、というのが一般的でしょう。
日本に帰った時に、その間の日本での勉強が抜けていて、
英語もそれほどの力を持って帰れない、となってしまうかもしれません。

次に考えるのは子供の年齢でしょうか。
私は母国語がある程度確立してから、
第2外国語をスタートするのがいいと思っているので、
幼稚園からのインターに積極的ではないのですが^^;
(いろんな考え方がありますよね)

エレメンタリーの低学年からのスタートであれば、
子供が納得しているのであれば(ここはやはり重要かと)
飛び込んじゃえ!と思います。

ここでポイントになってくるのは子供の性格でしょうか。
ある程度自己主張が出来て、
ある程度社交的で、
ある程度負けず嫌いな性格であれば、
インター向きと言えるかもしれません。
(ある程度くらいでも、インターで生活しているうちに、
しっかりと自己主張など出来るようになっちゃうと思います)

エレメンタリーの高学年やミドルからとなると、
話はちょっと違ってきますよね。
本人がよほど覚悟を決めた場合じゃないと、
簡単にオススメは出来ないかな。

英語の勉強をするのではなくて、
英語で勉強をするわけですから、
よほどの覚悟がないときびしいかと。

ただ学校に行っているだけで勉強についていけるのは低学年のうちだけでしょう。
高学年になると毎日英語の家庭教師をつけてフォローするなど、
必死でがんばる子供たちがほとんどで。
でも、そうやってがんばると、ちゃんと結果が出るんですよね。
元々日本語はしっかりと出来ているわけですし、
学力はついているわけですから、
英語さえわかってしまえば同級生より勉強が出来る子供が多いですし、
優秀な成績をおさめる子供たちもたくさんいます。

子供次第だなと思うことはたくさんあって、
英語がうまくなりたい!と決意して入った子供の中には、
ネイティブの友達しか作らない、と決めていた子供もいます。
見事な徹底ぶりに驚かされもしましたが、
実際素晴らしいスピードで英語が上達していきました。
その逆のパターンも多くありますよね。
インターにいても日本人の友達としかつきあわない子供もいますので。

結局はその子の性格によるところが大きいのかもしれません。
ステレオタイプに考えると、
インターに行ってる子ってにぎやかでうるさいって思うかもしれませんが、
そんなことはないんですよ。
いろんな子供がいます。
物静かな子供だってもちろんいますし、
転校している子が多いのでまわりの空気を読める子供も多いと思います。
いろんな子供がいて、いろんな国の子供がいて、
いろんな人種の子供がいて、それが当たり前になっているわけで、
ちょっとくらい浮こうが変わっていようが面白かろうが不思議ちゃんだろうが、
みんな当たり前のように受け入れてくれます。

英語でのコミュニケーションだけではない、
本当の意味でのグローバルな中で成長出来るのではないでしょうか。

思ったよりもがんばらなくちゃいけないことだらけのインター生活ですが、
思ったよりも多くのことを得ることが出来るのかも、しれないですね。














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by bilingualedu | 2014-08-26 16:43 | 学校の選び方 | Comments(0)

本帰国するときの学校の選び方 2

いつ本帰国するのかわからない状態で、
今年だった場合、
来年だった場合、
と毎年、学校情報などを調べてどうするかを考えていたわけですが、
”内申点を上げるためには”の記事を読んで、
ココロがぽっきり折れてしまった私^^;
日本の受験競争の中に娘を入れるのがイヤになってしまいました。

そして家族で話し合った結果は、
高校卒業までインターで行く、というものでした。
本帰国になった場合は、日本にあるIBのインター校に転校するということで。

と3行で書きましたが、この決断をするには様々な葛藤がありました。

この決断は、
日本の学校に行かないということで、
日本で学校に行ったことがない娘を作ることでもあるからです
(小1〜小2の1学期だけしか日本の学校を知らない)。

日本人として本当にこれでいいの?

ここにひっかかりました。
それは私だけではなく娘もそうでした。
大学はまだどこを選ぶかわからない状態だったので
(その頃は海外の大学に行くという気持ちのほうが強かったと思います)、
高校で日本の学校に行かないということは、
ほとんど日本で教育を受けたことがない子になるわけですよね
(しつこく何度も書いてますが^^;)。
何度も何度もそれでいいのか、娘と一緒に考え、調べ、悩みました。

理科も社会も日本語ではまったく勉強していませんし、
普通の日本人とは違う教育を受けることになります。
日本との接点がなさすぎなのではないか?
そのことにリスクはないのか?
それは本当にリスクになるのか?
などなどいろいろ悩みました。
それでも、IBをやることにメリットもあるんじゃないか、
そして何より娘にはIB教育があっているんじゃないか。

結局そのことが決め手になったかな、と思います。

もうひとつ、娘は普通に日本人なんですよ。
英語のときは英語で考え、
日本語のときは日本語で考え、
どちらも同じくらい考えたり話したり出来るようになっていますが、
根底にあるのは日本人だっていうこと。
外国かぶれしてないな、と思うんですよね
(適切な表現がないんですけど、そんな感じです^^;)。
なので、インター育ちでもそれほど変な日本人にはならないかなと。
そのこともこの決断に大きく影響したかな、と思います。

そして一時帰国の時に、いくつかのインター校を見学することに。
そのうちのひとつは南アジアで最初に行ったインター校と雰囲気が似ていて、
ホッとするような安心出来るような、私はそんな印象を持ちました。
娘は、出来れば転校はしたくないと願っているので、
今の学校のほうがいい、と思っていたようですが。
それでももし日本に帰ることになったらこの学校に行く、という、
とりあえずの方針は決めることが出来ました。

後は、IBに集中して高校生活をおくるのみ!
何年も悩んできましたがようやく方針が決定しました。







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by bilingualedu | 2014-01-24 19:13 | 学校の選び方 | Comments(0)

本帰国するときの学校の選び方 1

駐在員家族として海外生活をしている場合、
いつかは日本に帰ることになります。
その”いつか”がいつなのかはわからないことが多く、
それが悩みの種でもあるんですが。

子供の年齢が上がってくるとその悩みは深刻になってきます。
我が家の場合、中学受験は考えませんでしたが
(その前に本帰国になることはなさそうだったので)、
高校受験は真剣に考えました。
首都圏にある高校をひとつひとつ調べて、
帰国子女にとってどうなのか、
教育方針や教育理念を調べたり。
娘が海外の大学に行きたいと希望した場合のことも考えて、
卒業後の進路も調べたりetc。

学校説明会に参加し、
塾の教育相談を受け、
先輩ママたちから話を聞き、
そうやって集めた情報から学校をしぼっていきました。

それがグレード7の頃です。

娘側の準備としては、
漢字検定を受ける(中学卒業までに3級取得を目標にしていて、
5級から受け始めました。目標は昨年の秋に達成しました。)
帰国子女枠での受験用に、英語のエッセイの添削を受ける。
インター校での成績を上げる(とっても重要です)。
学校生活を充実したものにする(課外活動、部活、ボランティア活動、
ハウスリーダーをやる、などなど、やれることは何でもやっていました。
本人が楽しいのももちろんですが、それが受験するときに自分がやった
こととして全部アピール出来ます)。
英検は2級までを海外で取得していましたが、
そこから先はTOEICとTOEFLを受けることにして、
スコアを上げることを目標にしていました。

高校受験のタイミングかその前に本帰国することになったら、
これでいこう!という道筋は見えていました。

そして次の年、娘はグレード8になり。
毎月送られてくる通信教育の冊子を見ていて、
そこには内申点を上げるには、という特集が組まれていて。
内容はほとんど覚えていないんですが、
内申点を上げるために、先生の話に真剣にうなずこう、
みたいなことが書かれていて、
それを読んで、一気に熱が冷めてしまって^^;
もうこれは私の価値観で、
変わっているのは私のほうだってわかっているんですが、
そんな狭い世界に入らなくていいよって思ってしまったんですよね。

今までIB教育を受けてきていて、
自分で考えることや、自分で調べること、
それをプレゼンテーションしていくことなど、
素晴らしい教えをたくさん得て来ていて。
もちろん素晴らしいことばかりではないこともわかっています。
数学は1学年以上おくれてますし、
IBの欠点もあると思うんですが。。。。

日本の受験システムに娘を入れることが受け入れられなくなっていました。
この間まであの高校がいいとか、
この高校がいいとか言ってたのに、です。

そこで家族会議が開かれました。
つづきます








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by bilingualedu | 2014-01-22 17:33 | 学校の選び方 | Comments(0)

インターナショナルスクールを選ぶ時 3


グレード4で転校することになった娘は、
アメリカ系のインターに通うことになりました。
新しい学校だけあって、校舎もきれいで広いですし、
施設も充実していて、いかにもお金かかってそうです^^;

引っ越し先である東南アジアのインターが、
南アジアのインターと一番違っていたのは国別バランスだったかもしれません。

南アジアという場所柄、ヨーロッパから来ている人が多かったですし、
中東から来ている人もいて、アメリカからもいて、
東南アジアや、東アジアから来ている人のほうが少なかったのです。
なので、クラスの中ではアジア系がマイノリティーでした。
娘のクラスは20人くらいでしたが、
東アジアからは娘と、韓国人の男の子だけで、
インド、スリランカ、パキスタンから一人ずつで、
残りはヨーロッパや南北アメリカから来ている白人系の子供たちでした。

そんな中でインター生活をスタートした娘は、
イギリス、アメリカ、ドイツの友達と仲良くさせてもらって、
英語の上達にも大きな影響を受けたと思います。
バイリンガルと言っても、その子がおかれている状況も影響しますよね。
英語のネイティブがほとんどいないようなクラスだって中にはあるので。
そこでいくら頑張ったとしても、
ネイティブに囲まれている子とは状況が違いますから。

引っ越し先のアメリカ系インターの娘のクラスには、
白人系の子供が一人もいませんでした。
東南アジアから来ている子が多かったのと、
韓国人と現地の子供がとにかく多かったです。
インターナショナルスクールと言っても、
国によってはまったく違った生徒の構成になるんだということをはじめて知りました。

娘は2年間インターナショナルスクールを経験していたので、
試験を受けることはありませんでしたが(成績表での判断になりますので、
ある程度の成績は必要なんだと思いますが)、
グレード4になるとほとんどの場合が試験を受けることになります。
英語と数学という場合が多いようです。

学校によってはある一定のレベルに達していないと入れませんが、
それでもまだエレメンタリーの間はゆるい学校が多くて、
それほど英語が出来なくても大丈夫な場合もあります。

ミドル以降になりますと英語のレベルではっきりと判断されてしまいます。
中学校の勉強を英語ですべて行うわけですから当たり前とも言えるのですが。
(英語の勉強をするのではなく英語で勉強をするわけですから)

話を新しい学校に戻して^^;

その学校は設立5年目くらいの新しい学校でした。
それまでの学校はIB校ということもあって
(IB校はとにかく行事が多いんです)、
行事行事の毎日で、親の出番もものすごく多かったですし、
子供は楽しいことの連続で、そんな中でも何やら学んでいるような、
1年があっという間に過ぎて行く、そんな日々だったのですが。
新しい学校は行事が、、、、、ない。
親の出番も、、、、、、ない。
あまりにも何もなくて、本当にビックリしたのですが。

やっとあったのがクリスマスコンサート!
でもそれもグレード4だけのコンサートで、
リコーダーの合奏と歌の合唱との組み合わせで、
子供たちの演奏はかわいらしくてステキでしたが、
30分くらいで終わってしまって。
せめてエレメンタリー全体のコンサートだったら、
違う学年の子供の演奏も聞けるし、
時間だって30分ってことはなかったのでは、と。

今までの学校がエレメンタリー全体でのミュージカルを、
毎年派手にやっていたので、どうしても比べてしまいました。

インターナショナルデイやUNデイと言われるような行事も、
娘が入った年に始めて行ったんだったと思います。

パジャマデイやコスチュームデイ(テーマにそった格好をする日)、
本の主人公になる日があったり、
シネマナイト(お菓子を食べながら映画を見る)があったり、
そういうインターでは当たり前と思っていた、
楽しい行事がほとんどありませんでした。

成績表もまったく違いました。
日本のあゆみと同じ感じで^^;
見開き1枚で、数字が並んでいるだけでした。
IB校でのコメント満載の成績表との違いに本当にビックリしました。

いじめのようなこともありました。
IB校では悪い言葉を使うと校長室に呼び出されますし、
暴力なんてもってのほかですし、
人がいやがることをしないとか、
そういう当たり前のことを小さい頃から徹底して教えられました。
娘が通っていた2年間でいじめのような問題はありませんでした。

でも新しい学校は状況が違いすぎました。
日本人は娘一人で、大勢の韓国人がいて。
仲間はずれや意地悪をされるというようなことがありました。
これは日韓の問題でもあって、
アメリカ系インターとは関係ないのかもしれないのですが、
でも、もしIB校だったら、
ここまでおおっぴらに悪さは出来なかったかも、とは思いました。
あくまでも私の個人的な感想ですが^^;

娘は1年でアメリカ系インターから、
ウェイティングをしていたIBの学校へと転校しました。
あれから5年が過ぎ、
今では創立10年を越えたアメリカ系のインターになってます。
行事も多くなっているようで、
楽しそうな学校というイメージがあります。
国別バランスもバラエティに富んで来ているようですし。
学校として成熟してきたのではないでしょうか。
学校にとってやはり年月というのは必要なんだなと、
そんなことを強く思います。









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by bilingualedu | 2014-01-08 18:06 | 学校の選び方 | Comments(0)

インターナショナルスクールを選ぶとき 2

赴任地が変わることになり、
グレード3の3月頃から来年度の学校探しが始まりました。

赴任地がわかってからすること、
まずは学校探しですよね。
学校が決まらないと家を探すのも難しいので。
通学にどれくらいかかるのか?
スクールバスは来てるのか?
アパートからスクールバスが出ている場合もありますし。

そこには大きめのインターが4校ありました。
今までと同じIBの学校が第一希望だったのですが、
ウェイティングがかかっていてすぐには入れないことがわかり。
(ちなみにその学校の校長先生は、当時通っていた学校の元校長です
IB校同士だとそういうことも多々あるようです)

ブリティッシュ系以外の学校、2校にアプライすることに。
(最初の赴任地でのブリティッシュ系の学校の雰囲気が悪かったのが影響して、
我が家はずっとブリティッシュ系を避けてきました。
国が変われば学校の雰囲気も違うとは思うんですけどね。
ただブリティッシュ系は制服も規則も雰囲気も厳しめできちっとしているところが多いと思います)

グレード4での転校ということになった娘、
アプライした2校はどちらも新しめの学校で、
ひとつはアメリカ系、もうひとつはニュージーランド系の学校でした。

メールでのやりとりの後、成績表と健康診断表を添付するように言われ、
2校ともそれで合格をもらうことが出来ました。

選ぶと言っても、それほど選択肢がない場合は、
入れるところに入れるしかないんですよね。
IBの学校のウェイティングリストに登録して、
まずはアメリカ系のインターに転校することに。

転校してみてわかったのは、インターと言っても、
IBスクールとアメリカ系インターではまったく違うということです。
インターってどれもそれほど変わらないと、
勝手に思っていた私たち家族にとっては軽い衝撃でした^^

続きます


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by bilingualedu | 2014-01-06 19:38 | 学校の選び方 | Comments(0)

インターナショナルスクールを選ぶとき 1

今日はインターナショナルスクールを選ぶ際の
ポイントを書いてみたいと思います。
(あくまでも私視線ですが)

いろいろなポイントがあると思いますが、まずは教育方針から。
イギリス式か、アメリカ式か、IBなのかという問題
(他にもオーストラリア式とかいろいろありますよね)。

娘の場合は、最初に入った学校がIBの学校だったので、
そのままIBの学校でいきたかったのですが、
アメリカ式に1年だけ通ったことがあります。
グレード4の時だったのですが、
IBの学校とは勉強することがまったく違いました。
当たり前のことなんですが、
アメリカ国内でやる勉強と同じ勉強でした。
それまではPYPで世界の宗教などをやっていたのが、
急にアメリカの先住民族について、になるわけです。
インターとは言ってもアメリカ式ではアメリカなんですよね。

算数もPYPでは計算だけをするのではなく、
答えから問題を作ったり、
記述の問題が多かったのが、
アメリカ式では計算問題が増えて(ドリルのような感じ)、
日本の算数に近い感じになりました。

発音もアメリカ式にきびしくチェックされました。
それまではいろいろなアクセントがあるよね〜って感じで、
ゆるゆるだったのが、
急にアメリカ発音で!という感じに。

あくまで私の印象ですが、
インターと言ってもアメリカ式の学校はアメリカだし、
イギリス式の学校はイギリスなのかなと。
IBの学校はそれこそインターという感じなんですが、
上記の学校がお国柄が強く出るのはしょうがないですよね。

学校によっては心の教育に力を入れていない場合もあります。
いじめや人種差別のようなことがあっても
学校側からのアクションが少なかったり、
まったくなかったりする場合もあるようです。
ここを簡単に見極めるのは難しいと思いますが、
ストレートに聞いてみるのもひとつの手だと思います。
大事な子供をあずけるわけですから、
こちらも真剣にいかざるをえません。

次に私が大事だなと思うのは、その学校の歴史です。
インターって英語でいろいろなことを学ぶだけの場所ではないんですよね。
あくまでも学校なんです。
そこには部活があったり、オーケストラがあったり、
ボランティアチームがあったり、様々な行事があったり、
ミュージカルやタレントショーがあったり、
そういう雰囲気があってはじめて学校と言えると思うんです。
歴史がない学校はそこがきびしい場合が多いですよね。
まだそこまで出来てないと言いますか。

例えば部活ひとつをとっても、
その地域のインターでグループを作っていて、
そのグループ内で定期的に試合をしています。

南アジアの場合は、近隣諸国のインター9校が加盟していました。
今娘が通っている東南アジアの学校は近隣諸国のインター8校が
加盟している組織に入っています。

こういうグループに入っていることも学校選びには重要だと思います。

幼稚園や小学校の低学年でしたら、
これらのこともそれほど重要とは思わないかもしれませんが、
ある程度の学年になってくると、
勉強以外で自分は何をしたいのか、
という部分が大事になってきますよね。

学年末にはプレゼンテーションデイと言って、
その学年での成績優秀者を表彰するのですが、
勉強だけではなく、美術や音楽やスポーツでの表彰もあります。

歴史がある学校というのは卒業生を多く出しているということでもあります。
それだけ実績があるということです。
例えば、アメリカの高校に転校したい場合、
通っているインターによっては、受けられない場合があります。
アメリカに転校することを考えて、
老舗のインターにまずは転校して、
そこの成績を持ってトライするという例を見たことがあります。

その学校のだいたいの位置を知っておくのも大切なことだと思います。
IBの学校でしたら、平均スコアや最高スコアを知っておくことや、
卒業生の進路も見ておいたほうがいいと思います。
中には日本の大学に受け入れられないインターもあるようですので。

もうひとつ重要だと思うのは、
国籍の偏りがないかどうかです。
学校によっては、現地の人がほとんどという場合もありますし、
ある国の生徒の割合が4割以上なんていう学校もあります。
あまりに特定の国の人数が多すぎるのはバランスとしてはどうでしょう。
そこは規制がされている場合がほとんどで、
国別でパーセンテージが決まっている場合が多いのですが。

英語よりも現地語がうまくなった場合や、
ずっと日本人と一緒にいて、
英語が伸びない場合もよくあるようです。
個人の性格によるところも大きいのですが、
子供も親も納得してインター生活をおくることが大事だなと思います。

どの学校もパーフェクトではないですよね。
良いところもあれば悪いところもある。
自分たち家族にとって、何が大切なのか、
ゆずれるところとゆずれないところ。
そして、どうしてインターなのか、
家族みんなが納得してではないと、
インター生活というのは簡単にはいかないなと、
そんな風に思います。

インター生活は子供だけの問題ではないんですよね。
家族全員の協力がないと乗り越えられないかな、と。
夫婦のどちらかの英語がかなりのレベルではないときびしいです。
学校にするメールひとつとっても大切になってくるからです。
まずは最初にアプライするとき、
何校にもメールしたのに、
返事も来ず相手にされなかった、という例も実際にあります。
ある程度きちんとした英文が書けないと返事も来ないということです。

インターに行くにはいろいろ乗り越える壁が多いな、
というのが私の印象です。
私が知っているお母さんたちは、
本当にがんばっていらっしゃる方々ばかりです。

バイリンガルって本当に簡単じゃないなって思います。
でも私が娘に残してあげられるのは教育なんですよね。
お金を残しても、財産を残しても、
それらは消えてしまうけれど、
受けた教育は消えることはありませんから。



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by bilingualedu | 2013-12-23 00:01 | 学校の選び方 | Comments(0)